セブンのおでん

小中高と過ごした団地の中に、唯一あったコンビニがセブンイレブンです。
そのセブンイレブンは、もちろんいつも学生たちのたまり場になっていましたが、同時にバス停にもなっていて、
行きかう人の目が多かったので、私たちのような子供だけでも、安心してお買い物ができる場所でした。
小学生の時は、あまりお小遣いをもらえなかったので、買い食いとは縁がありませんでしたが、
中学生になって塾に通い始めると、しょっちゅうセブンのお世話になるようになりました。
勉強をすると、お腹がすくのです。
それに、塾ではしゃべることができないので、塾が終わった後の友達との会話が楽しくて、
どうにも直ぐ家に帰る気持ちにならなかったのを覚えています。
夏はジュースなんかを買って飲んでいて、自分が飲んでいたジュースより、友達が飲んでいた飲み物の名前の方をよく覚えていたりしますが、
冬は決まっておでんでした。
ネタは大根とこんにゃくです。
セブンの味のしみたおでんが大好きでした。
家のおでんの大根と違って、大根臭くないのです。
こんにゃくは友達が薦めてくれました。
本当に毎日のように食べていたので、今でも時折、セブンのおでんが恋しくなります。
冬の訪れが待ち遠しいです。